🔹 はじめに|「NISA?つまんないし、めんどくさそう」と思ってた僕が…
正直に言います。
27歳頃の僕は、
「NISA?資産運用?そういうの、地味な人が貯金の代わりにやるやつでしょ?」
って、完全にバカにしてました。
税金とか、ファンドとか、ETFとか、なんか“数字や難しい単語が出てくる話”が苦手で、見て見ぬふり。
ネットで「NISA始めました!」なんて言ってる人を見ても、
「はいはい、お疲れさまです〜」って感じで、どこか冷めてた。
でも──
今の僕は毎月12万円、新NISAで積み立ててます。
しかも、「これ、やらないほうが損でしょ」って本気で思ってる。
この記事では、
そんな僕がどうやって考え方を変えたのか?
そして、なぜ今「NISAこそやる意味がある」と断言するのか?
過去の失敗も全部さらけ出しながら、リアルな視点で語っていきます。
投資って「何から始めればいいのか」が分からないと、不安だけが先行しますよね。
僕もまさにそうでした。そんな方は、以下の記事もぜひ読んでみてください。
🔸 なぜ「NISAって意味ない」と思っていたのか
当時の僕は、“即金性のある副業信者”でした。
・粗利率40~55%の即キャッシュになる中古物販(古物商)
・1日で稼げるバイナリーオプション
・日利1%の仮想通貨投資
「利回り7%?なにそれ、遅すぎでしょ」
「数千万持ってるならいいけど、ないうちはもっと積極的に資金を回して増やさなきゃ」
「投資信託なんて地味だし、銀行があれだけ勧めるのは裏があるんでしょ?」
そう思っていたんです。
NISAなんて、“堅実だけどつまらない人がやるやつ”。
そして興味はあったけど、そもそも「投資=お金持ちがやるもんでしょ」と思ってました。
だから、どんなにSNSや本屋で「NISA」の四文字を見ても、僕には関係ない話だと決めつけていたんです。
🔸 変わったのは「時間と労力のコスパ」に気づいたから
でもある日ふと思ったんです。
「俺、週6で働いて、毎月入ってくるお金が全部“フロー収入”じゃん…」
「これって、一生“稼ぎ続けないといけない”やつじゃん…」
中古物販は、たしかにお金にはなった。
でもリサーチ・仕入れ・検品・商品登録・納品・在庫管理…。全部自分の手が必要。
サボったら、収入ゼロに向かって右肩下がり。
しかも、入ってきたお金はまた仕入れ資金としてグルグル回してたから、稼いだお金が全然残らない。
なぜなら、将来に回す仕組みとその知識がなかったから。
——その後、全財産を失ってどん底から再起をかけようと立ち上がったときに出会ったのが「複利の力」と「NISAの非課税制度」。
気づいたんです。
「これって『時間』を味方につけて、“将来の自分の時間”を買ってるってこと?最高じゃん」
🔸 僕がNISAで得た「3つの変化」
NISAを使って積立投資を始めて、人生が変わった。
ちょっと大げさかもしれないけど、本当にそう思っています。
具体的には、以下の3つが大きかった。
✅ ①「ムダな買い物」を減らせた
NISAを始めてから、「この1万円でオルカン買ったら?」という基準が自分の中にできた。
物欲に振り回されることが激減。
しかも、未来の自分に投資してる感じがして、自己肯定感すら上がる。
✅ ②「将来が数字で見えるようになった」
老後2000万円問題とか、漠然とした不安ってずっとあった。
でも、年利7%で毎月12万円×10年=2,100万円が見えてきたときに、安心感が段違いに。
✅ ③「怪しい話に惑わされなくなった」
歴史が証明している「年利5〜7%」という現実的な利回りの基準を知って、なにが非現実的な胡散臭い話なのか自分で判断できるようになった。
ちなみに、僕が最初に使ったのは楽天証券×セルフバックの仕組みでした。やり方によっては口座開設だけでプラス収支になることも。
🔹 ゼロからFIREを目指す:高峰 凌 の「今だから言えるんですが…」
10年前の僕は、投資=金持ちの遊びだと思ってたし、年利7%なんて“効率悪すぎる”と思ってました。
当時は、月50万円以上稼げる中古家電せどりに夢中で、「これこそ正解だ」と信じて疑わなかった。
たしかに、利益は出てました。
仕入れ・カーシェア代・送料などの経費を引いても、月に40〜50万円は普通に残っていた。
でも、何がいけなかったかというと──
「投資の年利7%と、事業の粗利40%を同じ土俵で比べていたこと。」
今思えば、これは完全に“違うゲームの話”だった。
でも当時の僕は、それに気づいていながら、気づかないふりをしていたんです。
自分のやってることを正当化したかった。
「投資より稼げてるし、自分のほうが上」って思いたかった。
だから、深く考えないようにしていた。
でも現実は──
✅ 時間を切り売りしてるだけだった
✅ 続けないとキャッシュフローが止まる「フロー収入」だった
✅ 将来の安心には一切つながっていなかった
あるときふと我に返った。
「これって、いつまでやるの?結婚して子どもできたら、どうする?」
そんなモヤモヤを感じていた頃、目の前に現れたのがBitcoinと、“日利1%”を謳うBITREGIONでした。
まさに、寝てても増える夢のような話。
あのときの僕には、それが“希望”に見えてしまったんです。
(※詳しくは再起ストーリー第三章へ👉️ 夢の“日利1%”が僕を破滅させた)
──結果的に、全財産を失いました。
貯金も、信用も、何もかも。
でもそのどん底から這い上がる過程で、タクシードライバーという“地に足のついた仕事”に就き、
バランスシートを作ってお金の流れを一つひとつ見直す中で、NISAでのインデックス投資という堅実な選択肢に行き着いたんです。
あの頃バカにしていた「年利7%」という数字。
いまでは、“人生を変える力を持った再現性の高い選択”だと心から思っています。
NISAを始める前に、「そもそも自分の家計はどうなってるのか?」ということを知るのも大切です。僕が見える化で目が覚めた経験はこちら。
🔹 まとめ|NISAに“意味があるかどうか”は、始めてみたらわかる
最後にこれだけは言いたい。
NISAに意味があるかどうかは、やってみなきゃわからない。
でも、やらなかったら何も変わらないのは確かです。
「12万円も積み立てられないよ…」と思う人もいるかもしれません。
(※ 12万円は、共働き収入を合算して捻出してます)
でも、最初は月10,000円でもいい。
僕だって最初はNISAとiDeCoに月5,000円ずつで始めたんです。
NISAを通じて、自分の未来と向き合うことが、
あなたの人生を“ちょっとずつ、でも確実に”変えていく第一歩になるはずです。