新NISAの“つみたて投資枠”と“成長投資枠”の違いとは?|月30万の非課税枠を活かすシンプル戦略

「成長投資枠って…ぶっちゃけ、何それ?」って思ってる人へ

「新NISAが始まったけど、いまいち仕組みがよく分からない」

成長投資枠って、投資経験者向けでしょ?自分にはまだ早い…」

…そんなふうに思っていませんか?

実は僕自身も、昔はNISA制度なんて「金持ちのための制度だろ」くらいに思ってました。でも、投資詐欺で全財産350万円を失い、純資産がマイナス700万円を超えた頃──地に足のついた“本物の制度”を活用しないともう這い上がれない、と思い直したんです。

この記事では、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の違いを噛み砕いて解説したうえで、どちらをどう使えばいいのか?という戦略的な視点も紹介します。

この記事を読むとわかること
✅ つみたて枠と成長枠、具体的に何が違うのか?
✅ 初心者はどっちを先に使うべき?
✅ FIREを目指すなら“こう使え”という戦略的な考え方

▼ そもそもNISAって何から始めればいいの?という人は、こちらの記事をどうぞ。

👉️ NISAって何から始めればいい?

つみたて投資枠と成長投資枠の「本質的な違い」

まずはそれぞれの枠について、ざっくり整理します。


🟧 つみたて投資枠とは

  • 年間最大120万円(=月10万円まで
  • 主に「長期・積立・分散」に適した投資信託が対象
  • 金融庁が選定した“ぼったくりのない”優良ファンドのみ
  • 売却分の非課税枠は翌年以降に復活(※上限は年間120万円まで)

つまり、「長期目線で着実に資産を増やしたい人向け」の堅実な枠です。

翌年以降に復活って…?

例えば──
2024年に「つみたて投資枠」で60万円分の投資信託を買って、
そのうち30万円分を2025年に売却したとします。

2026年以降に、その“30万円分”の枠が再び使えるようになる
(※2025年には復活しない点に注意)


🟩 成長投資枠とは

  • 年間最大240万円(=月20万円まで
  • 対象が幅広く、投資信託だけでなく、個別株・ETF・REIT・上場信託などもOK
  • 投資対象によってはボラティリティ(値動き)が大きい
  • 売却分の非課税枠は翌年以降に復活(※上限は年間240万円まで)

こちらは「積極的にリターンを狙いたい人向け」の柔軟な枠。

🔶 今さら聞けない用語集

📌投資信託(ファンド)
→ いろんな人のお金をまとめて、専門家が代わりに運用してくれる商品。
→ 「お金を預けて、投資のプロにおまかせする」ようなイメージ。
→ 少額で始められて、初心者でも世界中に分散投資できるのが魅力。

→指数に連動する「インデックスファンド」や指数よりも高いリターンを狙う「アクティブファンド」もここに含まれます。

📌個別株
→ 1社の株を直接買うこと。たとえば「トヨタの株だけ」といった感じ。

📌ETF(上場投資信託)
→ いろんな会社の株がセットになった商品。1つ買えば“分散投資”できる。
→ 「株の詰め合わせパック」みたいなイメージ。

📌REIT(リート)
→ マンションや商業施設など、不動産に投資できる商品。
→ 家を買う代わりに、“不動産オーナー気分”を味わえる投資。

📌上場信託
→ 証券取引所で売買できる投資信託。
→ ETFに近いけど、信託報酬や中身がやや異なる商品もある。

“なぜ2つに分かれているのか”という視点

ここで一度立ち止まって考えてみましょう。

なぜわざわざ制度を2つに分けたのか?
それは、「守り」と「攻め」の両方の投資を、国が後押ししようとしているからです。

  • つみたて枠 → 家計の土台を安定させる“守り”
  • 成長枠 → 資産を加速させる“攻め”

でも、多くの人はこれを理解しないまま、「成長投資枠=難しそう」と避けがち。

──それ、めちゃくちゃもったいないです。

人生におけるお金の使い方って、バランスが大事。でもバランスを取るには、まず両方を理解している必要がある

つみたてしか知らずに生涯の非課税枠を活かしきれなかったら、取り返しがつかないです😭

【戦略】1800万円の非課税枠は、早く使い切った者勝ち

これは極論かもしれませんが、数十冊のマネー本を読んで築き上げた僕の持論です。

🔥 「FIREを目指すなら、NISA枠1800万円は“早く使い切った者勝ち”」

なぜか?

▶ 年7%で運用できたとしたら、
仮に同じ1800万円でも「投資に回した時期」が5年違えば、将来の資産額には500万以上の差が出るからです。

「今はつみたて枠だけにして、様子を見よう」
──その“様子見”が、人生の時間と複利の威力を殺している。

要は、「迷うくらいなら、早くやってしまえ」って話。

💡NISA戦略の基本(※個人の考えです)

  • まずは月10万円を目標に、つみたて枠でオルカン or S&P500
  • 余剰資金があるなら、成長投資枠でオルカン or S&P500へさらに上積み
  • 月30万埋め切れないなら、入金力アップに集中

NISAが何よりもすごいのは、”非課税”というところ!
僕は、自営業として専業で営んでいた物販で、所得の約20%を税金で持っていかれることを経験してきたからこそ、その凄さがわかります。
物販で同じだけのプラスを得るには、20%分のハンデも乗り越える必要がありますからね😂

▼ まずは楽天ポイントから投資を体験してみたい方はこちらもおすすめです。

👉️ 楽天ポイント投資の始め方を図解!100円から未来の資産に変える方法

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ゼロからFIREを目指す:高峰 凌 の「ココだけの話…」

正直、成長投資枠を使い切るって、勇気いります
自分がバイナリーオプションとか仮想通貨詐欺にひっかかってた頃、
「投資なんて怖い」「自分には向いてない」って、ずっと思ってました。

でも結局、あの頃の僕に足りなかったのは制度を学ぶ姿勢と、小さく始める習慣だったと思うんです。

あとこれは余談ですが、ひとつだけ、正直に言わせてください。

❌ 金融資産ゼロの人が、ウン百万の車をローンで買うのは、僕はナンセンスだと思ってます。

もちろん、必要なら仕方ないし、車が生きがいなら否定はしません。
でも「豊かになりたい」「自由になりたい」と少しでも思ってるなら──
まずは月3万円でもいい。NISAのつみたて投資枠で、将来の自分に“仕送り”してください。

その◯百万、今NISAに投資しておけば20年後に化けますよ。

▼ 僕がFIREという目標にどう向き合ってきたかは、この記事でも書いています。

👉️ 「自分の幸せ」から逆算する資産形成──僕がコーストFIREを選んだ理由

✅まとめ|違いを知るだけじゃなく、「使い切る覚悟」が未来を変える

  • つみたて投資枠は“守り”、成長投資枠は“攻め”
  • どちらかじゃなく、両方使ってこそ意味がある
  • 投資に迷ったら、「時間を味方につける方を選べ」
  • 月30万の非課税枠を使い切れないうちは、まず稼げ!

👉 最後に
「まだ投資額が少ないから成長枠は関係ない」って思ってたら、ずっとそのままです。
でも、“使ってこそ意味がある”制度なんです。ないなら作ればいいんです。

人生のペースが変わりますよ♪

\ さあ、未来に備えるんじゃなく、未来を“つくる”ために動き出そう! /

▼ 入金力を高めるには、家計の自動化も超大事です。

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この記事を書いた人

元・副業迷子/詐欺被害で全財産を失うも、再起してコーストFIREを目指す早大卒タクシードライバー。夫婦でNISA・iDeCo(オルカン全振り)と副業で株式5,000万円を目指しています。

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